2017年1月29日日曜日
1/29(日) 第3回家庭教育学級
1/29(日)川本公民館にて平成28年度第3回家庭教育学級が開催されました。
今回は埼玉県教育委員会教育委員長 藤崎先生をお迎えし、「親と子の距離 ~その子どもの年齢にあった子育てのあり方を不登校・ひきこもりの青少年の事例から一緒に考えてみましょう!~」と題してご講演をいただきました。
保護者にしても子ども時代を経験してきたわけなのですが、子どもの気持ちを理解できないでヤキモキする時があります。
本日、ご講演をいただいたお話しの中でハッと思ったことを1つご紹介させて頂くと
「思春期を迎えた子どもの正常な心の発達段階として”自立”がある。朝、布団から出てこない子どもに対して「早く起きなさい!!」と親がいくら促しても、子どもにすればそれで起きてしまうと自立できていない親の言いなりの行動となってしまう。つまり、子どもは起きてこない。でも例えば「7時だよ~」とかに少し問いかけを変えてみるだけで、その意味を子どもが考えて行動する、”自立”を促す問いかけになる。」といったお話がありました。
あくまで1例ですが、そういえば、子どもの頃、そうだったかもなぁ。。とか、保護者として”自立”を促す問いかけができているだろうか?とか考えさせられるお話しでした。
他にも多くのお話しをエピソードを交えながらわかりやすく、合間にはロールプレイも挿みながら、長年にわたり多くのひきこもり等の青少年たちと向き合ってこられたこその先生の言葉の重みをダイレクトに感じながら、第3回家庭教育学級が閉会しました。
ご講演をいただきました藤崎先生、ありがとうございました。
また、本家庭教育学級の開催にあたり、準備を頂きました皆様ありがとうございました。