2016年3月16日水曜日

3/16(水)第40回卒業証書授与式

3/16(水)天候は花曇り、春はまだ浅く、少し肌寒い陽気です。

本日は、いよいよ川本中学校第40回となる卒業証書授与式の日です。



式は教頭先生の開式の言葉で始まりました。


校長先生の式辞のあと、我等が会長の祝辞、来賓紹介と続きます。


そして卒業生の答辞から保護者代表のあいさつです。


最後に卒業式の歌を合唱し閉式となりました。


卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます、9年間の義務教育が終了し、いよいよ新たなる船出の時です。

今から5年前、東日本大震災が起きたその年に、立教新座高校が震災のため卒業式をやむをえず中止した際に、渡辺校長が卒業生に贈った言葉があまりに素晴らしく今も深く心に残っていますので、その言葉のほんの一部を引用し、皆さんに贈ろうと思います。
(晴れの卒業式には若干不似合いな言葉も一部あったりしますが、震災直後の卒業生へのメッセージでしたので編集せずにそのまま引用いたします)

『時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを 抜かすな。

 いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。

 いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。

 海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

 真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。

 鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。

~以下略~』

※全文が読みたい方は以下にリンクを張っておきます。

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)